2009年09月21日

音痴と共鳴

共鳴を意識しながら一文字の言葉で低音・高音を出していきます。

低音は口や鼻から取り込んだ空気を胸で響かせ音にすると声帯が開いて低音が出やすくなり、高音を出す時は鼻で音を響かせると声帯を痛めずに高音が出せるようになります。慣れてきたら様々な言葉を使って練習し、効率的な声の出し方を習得することで、音程が大きく外れることがなくなり、音痴を矯正出来ます。

共鳴を意識しながら練習すると、自然と声を響かせる口の開け方をするようになります。音痴矯正のためには、ただ大きく口を開ければ良いということではなく、声を響かせるために口を柔らかく動かす口の開け方をする方が良いのです。
音痴を矯正する上で覚えるべきなのは、歌声は共鳴することによって綺麗な音になるということです。共鳴とは、声帯で作られた音が口や鼻を通じて響くことを言います。喉だけでは綺麗な歌声にならないことを意識することが、音痴の矯正には必要です。
まずは口を開けながら鼻呼吸をする練習をします。最初は口だけで呼吸し、次に口を閉じて鼻呼吸に切り替え、徐々に鼻呼吸をしながら口を開けられるようにします。これは、音痴矯正のために声を共鳴させる練習の準備で、腹式呼吸をしっかり行うことが肝心です。

喉だけで歌を歌うと出せる音域も狭くなり、コントロールも難しくなるため、音痴な歌声になります。せっかく腹式呼吸を練習しても、発声が悪ければ、腹式呼吸が活かされません。

  
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Posted by 音痴 at 22:22音痴矯正

2009年09月18日

音痴にもいろいろ

音痴にもいろんな種類があります。大きく分けて2つのパターンがあります。音痴は、自分で歌っている最中に気が付くパターンと他の人に指摘されるまで気が付かないパターンがあり、どちらのパターンであるかによって音痴の矯正への難易度も異なります。音痴と言っても、自分はどのパターンも音痴であるか把握する必要があります。

緊張することや歌い慣れていないことで音痴になるパターンもあります。歌い慣れない歌を歌うため音程もリズムも外してしまうことや緊張して声帯が締まり、声がでないことが原因です。この場合は、歌い慣れることにより音痴の克服ができるので、音痴矯正の難易度も低いです。このパターンは音痴とはいえないかもしれません。歌っている時に、音程が外れていたりリズムが合っていなかったりすることに自ら気づくパターンの音痴は、簡単に矯正できます。音痴でも正しい音程やリズムを聞き分けられるのならば、音痴になった原因も見つけやすいからです。原曲と自分の歌とを聞き比べて問題点を見つけ、ボイストレーニングをすることで矯正できるでしょう。

音痴で問題なのは他人に指摘されるまで気づかない場合で、このパターンの音痴の矯正は難しいと言われます。正しい音程やリズムが分からないというのは、聴覚障害が原因かもしれませんから、まずは耳鼻科の医師に相談しましょう。話し方がおかしいことを指摘される場合は、このパターンの音痴である可能性が高く、医師からのアドバイスを受けた方が良いかもしれません。

  
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Posted by 音痴 at 15:24音痴矯正